あきる野市オープンガーデン
[2021年4月15日]
[2021年4月15日]
オープンガーデンとは、個人の庭などを一定期間、一般に公開するという活動です。
1927年に、ガーデニングの本場であるイギリスで、ナショナル・ガーデンズ・スキーム(NGS)という慈善団体から生れました。限定した日に自宅の庭を入場料を設けて公開して人々をもてなし、その収益金を社会福祉事業や救済運動に寄付することを目的として始まった慈善事業です。オープンガーデン参加者の自宅の場所や公開日を載せたハンドブックは、その表紙の色にちなんで「イエローブック」と呼ばれ、人々はイエローブックを片手に庭を訪れ、花や緑に囲まれて素敵な時間を共有するのです。
近年のガーデニングブームによってその活動は広がり、日本国内でもオープンガーデンに取り組む団体や自治体も増えてきました。その活動方法はさまざまで、イギリスのようにチャリティーとして実施するところもあれば、入場料は設定せず、花好きな方々が気軽に見て楽しみ、情報交換できる場として「オープンガーデン」を実施しているところもあります。
実施している自治体としては、長野県小布施町、長野県松本市、埼玉県深谷市、埼玉県坂戸市などがあります。
● オープンガーデンの庭主様や地域住民の安心と安全のため、新型コロナウイルスの感染予防に配慮して鑑賞していただくようお願いします。
①マスクを着用し、大きな声での会話はお控えください。
②体調不良時や大人数での鑑賞はお控えください。
③手指の消毒、手洗いの実施をお願いします。
オープンガーデンは、庭主の善意と好意によってボランティアで実施しているものです。庭主への感謝の気持ちを忘れず、マナーを守って楽しく鑑賞し、交流してください。
● 鑑賞できるのは、公開期間中のみです。公開期間は各お庭によって異なります。オープンガーデンマップでご確認ください。また、公開期間中であっても庭主の都合により、鑑賞できない場合もあります。(※当日のご都合は玄関先の看板で表示されています)
● 公開していただけるかどうかは、庭主の都合が最優先されます。ご理解ください。
● 樹木や花に触れたり、抜き取るなどの行為は絶対にやめましょう。また、植物を欲しがることもやめてください。
● 一般のご家庭なので駐車場などはありません。徒歩や公共の交通機関を利用してください。
● 庭主やご近所に配慮して静かに鑑賞しましょう。
● 持ち込んだごみなどは敷地内や周辺道路などに捨てず、必ず持ち帰りましょう。
イギリスで行われているようなチャリティーとしてではなく、期間を決めて公開し、花好きな皆さんに楽しんでいただくコミュニティ活動として実施します。
市内では、心をこめて草花を育てたり、庭づくりを楽しんでいる方が多くいらっしゃいます。花や緑を通じて人と人がふれあい、その輪が広がってより美しいまちになれば……そんな願いをこめてオープンガーデンに取り組んでいきます。
お花が好きな方、花を通じてコミュニケーションの輪を広げたい方など、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
お気軽に問い合わせてください!
オープンガーデンとして登録されている方のお庭を紹介しています。
令和4年度のオープンガーデンマップは、下記のリンクからダウンロードできます。
また、オープンガーデンマップは次の施設でも配布しております。
・あきる野市役所本庁舎(1階総合案内、4階地域防災課)
・五日市出張所
・中央公民館
・中央図書館
・東部図書館エル
市では、オープンガーデンとしてお庭や花壇を公開していただける方を随時募集しています。
詳しくは『オープンガーデン参加者募集』のページをご覧ください。
地域防災課地域振興係(直通) : 042-558-1394