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あしあと

    第25回全国地芝居サミットinあきる野

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:5860

    お知らせ

    「市制施行20周年記念 第25回全国地芝居サミットinあきる野」を開催します

    あきる野市には、囃子や獅子舞、神楽、地芝居(農村歌舞伎)などさまざまな郷土芸能が古くから伝承され、その数は40を超えます。あきる野市は、まさに郷土芸能の宝庫というべき土地柄です。更に、あきる野市は都内で唯一の地芝居の伝承地であり、秋川歌舞伎保存会と菅生歌舞伎菅生一座によって、明治時代からの伝統が受け継がれています。

    地芝居は、全国に約200の地域で伝承されています。全国地芝居サミットは、毎年地芝居の伝承されている土地で開催されているイベントで、ご当地の地芝居をはじめ、さまざまな郷土芸能が披露されています。

    今年5月、市制施行20周年を記念して「第25回全国地芝居サミットinあきる野」を開催し、「つなごう地芝居、郷土の心」をテーマに、地芝居を中心に囃子や神楽など、あきる野市に伝えられる郷土芸能を披露いたします。

    多くの方々のご来場を、心よりお待ちしています。

    日時

    平成27年5月2日(土曜日) 10時30分から

    平成27年5月3日(日曜日) 10時00分から

    場所

    秋川キララホール、ホール前広場(「菅生の組立舞台」を設置)

     JR五日市線「秋川駅」下車、徒歩5分

    入場料

    無料

    内容

    地芝居・囃子・神楽の演技披露、「菅生の組立舞台」の公開、シンポジウム、子ども歌舞伎教室成果発表等

     現在の会場の様子について(別ウインドウで開く)

    ★飲食物販売ブースの出店も予定しています。

    出演

    秋川歌舞伎保存会、菅生歌舞伎菅生一座

    三内囃子連、野辺はやし神楽保存会、引田囃子保存会、留原囃子保存会、五日市上町囃子連

    秋川歌舞伎

    明治の中頃に、二宮神社の神楽師が余興芸として始めたのが起源です。古谷・栗沢の二座が競合して大正時代に全盛を極めました。現在の保存会は平成4年に発足し、栗沢一座から受け継いだ芸を伝承し、二宮神社の秋の祭礼をはじめ、市内外で公演を行っています。東京都無形民俗文化財に指定されています。

    菅生歌舞伎

    栗沢一座の指導を受けた菅生地区の青年たちが、昭和10年に初公演を行ったのが始まりです。現在、菅生歌舞伎菅生一座によって伝承され、地元正勝神社の秋の祭礼で「菅生の組立舞台」の上で奉納公演が行われます。東京都無形民俗文化財に指定されています。

    菅生の組立舞台

    菅生地区には、明治42年に造られた組立式の舞台が残されています。回り舞台や花道を備えた地芝居用の本格的な舞台で、菅生組立舞台保存会によって保存伝承されています。地元正勝神社の祭礼で隔年で組み立てられ、菅生歌舞伎が上演されます。八間舞台と五間舞台があり、東京都有形民俗文化財に指定されています。今回のサミットでは八間の大きな舞台をご披露します。

    三内の囃子

    昭和60年、留原、星竹、伊奈、檜原で囃子を経験した大人や小・中学生らによって三内囃子会が発足しました。神田流祭囃子を伝承し、8月の三内神社の祭礼で奉納しています。

    野辺の囃子・神楽

    野辺の囃子は、明治10年頃に牛浜村から伝えられたといわれる重松(じゅうま)流祭囃子です。神楽は江戸里神楽で、演目は大蛇(おろち)退治や、天孫降臨、真剣みつぎなどがあります。市無形民俗文化財に指定されています。

    引田の囃子

    明治の初めに、青梅の小曽木村黒沢から伝えられたといわれています。地元八雲神社の4月の祭礼で奉納され、曲目は、打ち込み、昇殿、屋台などがあります。市無形民俗文化財に指定されています。

    留原の里神楽

    留原地区には祭囃子と里神楽が伝承され、地元八坂神社の8月の祭礼で奉納されています。昭和30年代に保存会が結成されました。里神楽は「神剣貢」を披露します。笛、大拍子、大胴(おおど)の3人が楽師を努めます。

    五日市上町の囃子

    昭和50年に、町内の若者が中心となって上町囃子連を結成し、五日市地区に伝えられる神田流祭囃子を習得したのが始まりです。地元阿伎留神社の9月の祭礼で奉納するほか、各種のイベントでも披露しています。

                           秋川歌舞伎「絵本太功記二段目 本能寺の場」

                          菅生歌舞伎「絵本太功記十段目 尼ヶ崎閑居の場」

                                    菅生の組立舞台

    第25回全国地芝居サミットinあきる野 プログラム

    <5月2日(土曜日)>

    10:30 「喜三番叟」(菅生歌舞伎菅生一座)

    10:50   囃子(三内囃子連)

    11:10 地芝居「寿曽我対面 工藤館の場」(菅生歌舞伎菅生一座)

    12:00 開会式

    12:30 「菅生の組立舞台」の公開(菅生組立舞台保存会)

    13:30 シンポジウム      

    15:20 「雛鶴三番叟」(東中学校伝統芸能部)

         地芝居「菅原伝授手習鑑 寺子屋の場」(秋川歌舞伎保存会あきる野座)

    <5月3日(日曜日)>

    10:00 地芝居「絵本太功記十段目 尼ヶ崎閑居の場」(菅生歌舞伎菅生一座)

    11:30 サミット宣言

    11:45 子ども歌舞伎教室成果発表 「白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」

    12:15 舞踊 「屋敷娘」(あきる野市立東中学校伝統芸能部)

    12:25 郷土芸能

          囃子(野辺はやし神楽保存会)

          神楽「三番叟」(野辺はやし神楽保存会)

          囃子(引田囃子保存会)

          神楽「神剣貢」(留原囃子保存会)

          囃子(五日市上町囃子連)

    14:10  「雛鶴三番叟」(東中学校伝統芸能部)

        地芝居「仮名手本忠臣蔵三段目 足利館門前進物の場、松の間刃傷の場」(秋川歌舞伎保存会あきる野座)

        地芝居「子ども歌舞伎 絵本太功記二段目 本能寺の場」(秋川歌舞伎保存会あきる野座子ども歌舞伎)

    15:30 閉会式

      プログラムは団体等の都合により変更になる場合があります。

     

     

    チラシ <下記よりダウンロードできます>

    チラシ裏面<下記よりダウンロードできます>

    お問い合わせ

    あきる野市役所 教育部 生涯学習推進課
    電話: 文化財係(五日市郷土館 042-596-4069)

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